
留学中の勉強方法がいまいちわからない。
今回は、留学中にどのように勉強をしていいかわからない方や、これから行こうとしている方に向けて、実際に僕自身が留学中に行った勉強法と、その成果について紹介していきます。
本記事を読むことで留学中の勉強法について理解を深めることができますよ。
留学に来てまで勉強机にばかり向かうな!
まず言いたいのは、留学に来てまで勉強机にばかり向かって座学の勉強をすることは、あまりおススメではないということです。
というのも、せっかく英語を話すことができる環境にいるのに、英語を話さず、ただ座学をするだけでは、あまり留学にきている意味がないからです。
ただ座学をするだけなら、正直言って、日本にいながら英会話教室に通うのと、さほど変わりはありません。
といっても、もちろん、座学をすることは大事なので、必要最低限は座学をする必要があります。
英語を話すことに8割で、座学2割といった感じにすれば、留学の意味といったものが出てくるかなと思います。
留学中の座学の勉強法



それでは、まず座学の勉強法についてみていきましょう。
結論からいうと、留学にきてまで、文法の勉強をするのはやめましょう!
というのも、実際に僕自身が、そこまで英語力がない状態で行き、少し後悔しているのは、留学前に文法をある程度、知っておけばもっとよかったな、ということです。
ですので、まだ留学に行っていなくて迷っている方や、これから行く方は、日本にいる間に簡単な文法だけは学んでおいてください。
そうすることによって、留学した際の英語力の伸びに大きな違いが出てきます。
では、実際に留学中の座学では何をすればいいかというと、大きく分けると2つになります。
ボキャブラリーのための座学



1つ目としては、自身のボキャブラリーを増やすことです。
最初のうちは、簡単な単語を使った表現でいいのですが、だんだんと英語力が伸びてくると、もう少し深い話をしたくなります。
その深い話をするためのボキャブラリーを、座学によって蓄積させていくのです。
具体的に僕がやったのは、学校を終えて宿舎に帰ったら、1日20単語を覚えていくようにしていました。
方法としては、単語帳を見て、意味を知り、自分でその単語を使った文章をいくつか作りました。
そして、次の日に外国人に、自分が勉強した単語を使って、英会話をしていきました。
このように、インプットしたものをしっかりとアウトプットすることで、脳に新しい単語を定着させていきました。
参考までに自分の使っていた単語帳を載せておきます。
こちらのシリーズは、音声がついていて、かつ、レベル分けされているので、自分のレベルにあったものを選んでみてください。
『【まとめ】若者がよく使う英語のスラング表現53選【2022年版】』でおもしろい表現方法について書いたので、よければ読んでみてください。
リスニングのための座学



2つ目は、相手の話を理解するためのリスニングに関する座学です。
当たり前のことですが、相手の言っていることが理解できないと、会話は成り立ちません。
ですので、自分のことを表現することと同じくらい、聞く力というものは大事になってきます。
今は無料で英語の音源があるので、そちらを活用するのが最もいいと思います。
実際に僕が使っていたのはアプリの「TEDトーク」や「Youtube」にある音源です。
「TEDトーク」は、英語の字幕もつけることが可能ですし、さまざまなジャンルのものがあるので、とてもおススメです。
具体的に、はじめのうちは、何回も同じ音源を聞き、そしてだんだんと聞き取れるようになってきたら、音源と同じように発音をして、最終的に字幕なしで完璧に聞き取れるようになるまでやってください。
というのも、初心者のうちは、ただ字幕を見ながらだと、効果が薄いからです。
リスニング力がついてきたら、1回だけなどで十分なのですが、初心者だと何回もやる必要があります。
理由としましては、音源を聞いて字幕なしで聞き取れないと、リスニング力がついたとは言えないからです。
ある程度、実力のある人は、1回聞くだけで理解することができるので、何回も聞く必要がないのです。
もし、もっとカジュアルな感じで楽しく学びたいという方は、「U-NEXT」や「Netflix」などが英語の字幕もついていて、さまざまなジャンルの映画やドラマがあるので、おススメです。
「U-NEXT」は、無料お試し期間があるので、ぜひ試してみてください。
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留学中の勉強は、アウトプット重視!



座学で英会話を向上させるための下準備が済んだので、続いては実際にどのようにして話していくかです。
結論からいうと、英語への恐怖心や恥を捨てて、ひたすら外国人に絡みに行くということです。




そんなことを言われても、やっぱり勇気が出ないなぁ
このように感じると思うので、いくつか僕が英語への恐怖心をなくした方法を紹介します。
相手の気持ちになってみる



相手の気持ちになってみると、意外と英語を話すことへの抵抗がなくなりますよ。
と言われてもよくわからないと思うので、解説していきます。
まず、外国人が日本語を一生懸命話そうとしているところを、想像してみてください。
片言の日本語を話している外国人ってなんだか、かわいくありませんか?(笑)
実は、外国人も日本人が、英語を話そうと頑張っているのは、かわいいと思うのです。
日本人が外国人に対して感じているのだから、外国人もそのように感じるのは、当たり前といえば当たり前なのですが、意外と日本人はこのことが盲点になりがちなのです。
ですから、外国人は自分たちのことをかわいいな、と感じているんだと思えば、気が楽になってきませんか?
僕の場合は外国人に直接このようにいわれて、「あっ、確かにな」と思い、英語への抵抗が薄くなりました。
この記事を読んでいる皆さんは、もうすでに知ることができたので、あとはトライしていくだけです!
外国人とお酒を飲む




外国人の気持ちは理解できたけど、やっぱりまだ少し勇気が出ないな




たしかに、わかります。とはいっても文法とか気になりますよね
僕自身も、外国人の気持ちを理解することができたのですが、やはり文法などを気にしてしまい、あまり積極的にいくことができなかったのです。
そんなある日、外国人とお酒を飲む機会がありました。
そしてある程度、お酒を飲み、気分がよくなってくると、外国人に話しかけることへの躊躇がなくなりました。
勇気があまり出ていなかったときの英語では、あまりうまく伝えることができなかったのですが、お酒が入ったことによって、積極的に話しかけ、しかも不思議なことに、しっかりと伝えることができたのです。




このときに僕は気づいたのです!英会話において文法は必要最低限で十分だ!
本当にこの通りで、文法の知識は中学英語で大丈夫です!
英会話は、テストとは違って、コミュニケーションなので、伝わればそれで十分なのです。
日本語で文法なんてあまり気にしませんよね?伝わりさえすれば十分ですよね?英語も同じなんです!
そう考えると、だいぶ気が楽になりませんか?
とはいっても、まだ信じがたい方たちは、ぜひ外国人とお酒を飲みに行ってみてください!
きっと英語への考え方が変わり、一気に伸びるはずです。
外国人の恋人を作る



これは、すでにパートナーがいる方には参考にならないと思うので、飛ばしてください(笑)
皆さんにまず質問です。
気になった人がいたら、どうしますか?
もちろん、積極的にアプローチをして自分に振り向かせようとしますよね?(笑)
外国人相手でもやることは、同じです。
ただ1つ決定的に違うのは、英語でアプローチをするということです。
しかし逆に考えてみれば、アプローチするために英語への探求心がかなり上がるということです。
そうなってくると、もうこっちのものです。
あとは、ひたすらアプローチするために口説くためのフレーズを学んだり、相手にうまく自分のことを伝えるために、英語を話すことへの姿勢が変わってきます。
実際に僕の場合は、もともと、お酒のおかげで英語を話すことへの抵抗はかなりなくなっていましたが、外国人の彼女ができることで、細かい疑問をその都度、遠慮なく聞くことができました。
やっぱり大切な人に気持ちを伝えようとするとなると、自然と覚えることができるものです。
留学中の勉強では、恥を捨てよう!



結局のところ、座学だけでは英語を話すことはできるようになりません。
当たり前のことですが、英語を話すようになるためには、英語を話して練習していくしかありません。
会話をして練習していくことも、立派な勉強です。
しかし、意外なことに勉強は座学だけだと、勘違いしている方たちが多いのです。
ですので、この記事を読んだ皆さんには、ぜひここで学んだ勉強法を実践してみてほしいです。
最後に留学中の勉強法についてまとめると、
1.座学で英会話のための下準備をする(ただし、文法などではない)
2.実際に座学で学んだものを、アウトプットする
3.勇気が出ない場合は、相手の気持ちを考える
4.それでもダメなら、外国人とお酒を飲むか、外国人の恋人を作る
といったところになります。
それでは、またの機会に!