
留学前に勉強すべき?勉強しなくてもい?
今回は、実際に僕が語学留学中にやっていた勉強法のうち、留学前からでもできたことを紹介していきます。
本記事を参考にすることで、留学前にやっておくべきことがわかり、充実度の高い旅を楽しむことができますよ。
留学前に勉強をすべき
僕自身がほぼ英語力0の状態で留学に行って感じたのは、ある程度、英語の基礎を復習してから行けば、さらに伸ばすことができただろうな、と感じました。
というのも、僕が留学をしているときにしていた勉強法の一部が、留学前でもできたので、あらかじめやっておけば、また別のことに時間を費やすことができたからです。
他にも、英語力が留学によって飛躍的に伸びている人は、留学前にある程度、基礎の部分を復習してきている方が多かったです。




もちろん、僕のように留学中、アウトプットを中心に英語学習をしていた方は、飛躍的に伸びていました(笑)
しかし、そのアウトプット法に加えて、日本にいるときからできる復習をしていれば、さらに伸ばすことができるということが、今回のポイントになります。
ということで、今回はそのアウトプットにつながる留学前からできる勉強法について紹介していきます。
留学前にしておくといい勉強法
今回は、留学前にしておくべき勉強法を僕自身の体験談をもとに、3つに分けて紹介します。
①よく使う表現や単語の勉強
②小説を読んで、中学英文法の復習
③洋画を見て、耳を慣らす
それでは、1つずつ見ていきましょう。
留学前の勉強法①
よく使う表現や単語の勉強



自分自身がよく使う日本語がありますよね?
まずは、そのよく使う表現や単語を確実かつ、すぐ使えるようにすることです。
具体的には、なにかにまとめておいて何度も目を通し、覚えていくといいです。
というのも、英語も言語なので、結構同じような表現や単語を使うことになります。
つまり、その何度も使う表現や単語を使いこなすことができればある程度のところまでの会話は、留学に行く前からカバーすることができるということです。
深い話などをしたくなったら、それはその都度、留学中に会話をしながら学んでいくので問題ありません。
最初はとにかく、自分が使いこなせる会話の領域を作ることが大事です。
この領域を持つことで、少し語学への自信にもつながるので、とても効果的です。
『【まとめ】若者がよく使う英語のスラング表現53選【2022年版】』と『【英会話初心者必見!】覚えておくと便利な英単語8選』で、それぞれよく使う表現と単語をまとめたので、参考にしてみてください。
留学前の勉強法②
小説を読んで、中学英文法の復習
続いて、中学英語の復習です。
実際に英会話をたくさんしてきた僕からいわせてもらうと、文法自体は中学レベル程度で十分です。
しかし、この簡単な中学英文法を意外と忘れているものです。
もしくは、いわれてみれば「そういえば、そんな文法があったな」と感じる方が多いのではないでしょうか?
とはいっても、どうすればいいのかわからない方が多いと思います。
そこで、今回は参考書を使った形とは、違う方法を紹介します。
それは、「英語の小説を読む」ということです。
いきなり、なじみのない小説を読んでも、本の中身の話がイメージしづらいと思うので、「ラダーシリーズ」がおススメです!
レベルごとに分けられていて、かつ、皆さんにもなじみが深い小説が多いので、読みやすいです。
また、本の後半にしっかりと単語の解説もついているので、わからない単語があったらチェックすることができますし、読み終えたあとも単語帳としても使うことができます。
スラスラと読めるようになってきたら、わからない単語が出てきても、すぐにチェックするのではなく、文脈から単語の意味を予測していくことも大事です。
実際の会話で、この予測する力がかなり活きてきます。
この勉強法は、参考書と違って、つまらない英文を読むわけではないので、勉強中に退屈しません。
最初は、自分の知っている小説から始めていくことが、つまずきにくいので、おススメです。
留学前の勉強法③
洋画を見て、耳を慣らす
3つ目は、英語の音に耳を慣らすために洋画を見ることです。
始めに知っておいてほしいのは、日本語と英語ではそもそも使っている周波数が違うのです。
日本語は1500ヘルツ以下に対して、英語は2000ヘルツ以上です。
つまり、どんなに単語を知っていても、そもそもこの周波数に耳が慣れていないと、しっかりと聞き取ることができないのです。
ですので、まずは耳を慣らすことが大事になってきます。
具体的には、たくさん洋画を見ましょう!
そして、同じ作品を完全に英語字幕なしで聞き取れるようになるまで、繰り返し見ましょう。
ただ、同じ映画を何回も見るのは、相当その作品が好きでない限り、厳しいと思います。
そのため、最初のうちは、5作品くらい決めて、その決めた作品を周回するように見ていくことがおススメです。
そして、何回か見たあと、完全に聞き取れるようにするために、自分が役者になったつもりでマネをしてみてください。
というのも、自分自身で話せない周波数や音というものは、聞き取ることもできないからです。
逆に、マネさえしっかりすることができれば、聞き取ることができるということなのです。
それに、マネすることで、映画で使われている表現などを覚えることもできるので、効率がとてもいいです。
ぜひ、留学前から始めて留学中も実践してみてください。
英語字幕はないのですが、洋画の種類が豊富な「U-NEXT」を使うことがおススメです。
31日間の無料体験があるので、試してみてください。
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また、どうしても英語字幕がほしいという方は、お気に入りのDVDを購入して英語字幕で見ることもおススメです。
僕がこの間見て気に入った作品は、「Last Christmas」です。
基本的に、難しい単語は少なく、ストーリーも複雑ではない恋愛系の映画なので、理解しやすいです。
大事なのは、自分の興味あるジャンルで始めることなので、あくまで参考までに「こういう映画もあるんだ」くらいに思ってもらって結構です。
留学前の勉強を留学中に活かす
留学前にどのように勉強をして、留学をよりいいものにするための準備方法はわかっていただけたと思います。
そこでここからは、実際にその勉強をどのように活かすか紹介していきます。
結論からいうと、実際に英会話というアウトプットの場で、今までインプットしてきたものを練習してみるということです。
「英会話をするときは完璧にやらなければいけない」とよく勘違いされがちです。
英会話というのは、テストの場でもなく、完璧に話せなければいけない場でもありません。
今までインプットしてきたものを、練習して定着させる場なのです。
ただ、1つ勘違いしないでほしいことがあります。
それは、インプットがあってこその英会話というアウトプットの場が活きてくるということです。
わかりやすくスポーツでイメージすると、日頃の練習が暗記などのインプット学習で、練習試合が英会話というアウトプットの場のことです。
そして公式戦は、人それぞれ目標が違うので、一概には表せないのですが、例としてあげると、海外でビジネスをするためなどになります。
要するに、英会話の場は、インプットしたものを本番形式で練習するための場なので、積極的にインプットしたものを使っていきましょう!
もっと留学中のアウトプットについて興味がある方は、『【英語】留学中の勉強法、知っておかないと留学が無駄に!?【体験談】』で詳しく書いたので、参考にしてみてください。
留学前の効果的な勉強法:まとめ
留学前にやるべきことがわかり、それを留学でどのように活かしていけばいいかを紹介してきました。
簡単にまとめると、
①よく使う表現や単語の勉強
②小説を読んで、中学英文法の復習
③洋画を見て、耳を慣らす
となります。
そして、留学中はインプットしたものを積極的に英会話でアウトプットして、知識をスキルとして定着させていってください。
皆さんの留学が充実したものになることを願っています。
それでは、またの機会に!